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COLUMNコラム

カウンセリングルーム ~LQP事務局に寄せられるコメントから~

2017.07.05

第8回「失って初めてありがたみが・・・」

突然ですが、皆様は「健康」に興味はありますか?
何とも漠然とした質問で恐縮ですが、「とても気を遣っているよ」という方もいれば、「あまり気にしていない」方、また「美容の方が興味ある」という方もいらっしゃるかもしれません。

かく言う私は、〈体に良い食べ物〉などがTVや雑誌で特集されているとつい観てしまうものの、日常生活では徐々に忘れていき、どこか具合が悪くなって初めて「健康のありがたさ」を痛感する(「そういえば不摂生していたな…」と後悔し、治れば忘れる)ということを繰り返して生きている気がします。
「失って初めてありがたみが分かる」とはよく言ったもので、おそらくこれは、古今東西、人類共通認識ではないかと勝手に考えている今日この頃です。

前置きが長くなりましたが、「心の健康」も身体同様、健康を損ねてしまって初めて目を向けるものだと、最近痛感しております。

というのは、ストレスチェックが義務化されて3年目を迎える中、弊社ではメンタルヘルス研修を提供する機会が増えてきたのですが、これは主に「予防」を目的とした取り組みのため、健康な方にはなかなか実感していただきづらいようです。確かに今健康な状態であれば、「自分はうつ病とは無縁」と考えてしまう気持ちもわかります。

ただし、実際に心の健康を損なってしまうのは特別な人ばかりではありません。人生何があるか分かりませんので、人によりリスクの高低はあったとしても、全く「ゼロ」という方はいないのです。

体調がすぐれない時に「頭が痛いし咳が出るから、風邪かな?」と気が付けば、薬を飲んだり早めに寝たりと対策を取るのと同様、「少し疲れているかな?」「ストレスコントロールがうまくいっていないな」と気付くことができれば、軽い段階で予防ができるのです。

それをご理解いただくために研修内容も工夫を続ける所存ですが(笑)、個人的にも、もっと多くの人に「心の健康」を保つコツを知っていただきたいと強く思います。

良いパフォーマンスは身体と心の健康があってこそ。それは他から与えられるものでは無いため、自分自身がマネジメントしていくことが本当に重要です。それは「自分一人で頑張る」ことを意味するのではなく、「適切な助けの求め方を知る」ことも含まれます。

『働き方改革』に取り組む組織が多い中、個人が健康を維持して、かつ成果を上げるためにも、是非メンタルヘルスケアの正しい知識を得ていきましょう。

 

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